証券化ローンについて
証券化ローンというのは、民間金融機関が融資する住宅ローン債権を金融公庫が買い取り、それを証券化して市場で投資家に転売するという仕組みになっています。
そもそも証券化ローンというのは、平成15年に新設された長期固定型の新型ローンのことをいうのですが、これは住宅金融公庫商品の受け皿として、住宅金融公庫と民間金融機関との提携によって実現したものです。
これによって、それまでは民間金融機関では将来の金利上昇のリスクがあるので、長期の固定型のローンを販売するのが困難だったのですが、金利変動リスクを機関投資家に転嫁することによって、35年間固定でかつ低金利のローンが誕生しました。
これがフラット35と呼ばれる住宅ローンです。
フラット35は、現在では240社以上の金融機関で取り扱われています。 |